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ミンクジャーナル学園

乙女の文筆

2010.02.26

2月の課題「旅に出る理由」総評★ 顧問:甲斐みのりさんより 


ミンク学園「文筆部」部員のみなさま。
こんにちは。
顧問の甲斐みのりです。


「旅に出る理由」への投稿、ありがとうございました。
遠いところへ赴くこと。散歩にも似た日常の中でのつかのまの楽しみ。
自分や、誰かを感じるため。思い出したり、忘れたりすること。
知らなかったことに出会ったり見つけたり。
みなさんの文筆を読んで、いくつも旅をしたような心地です。


昔から文学に「旅行記」というジャンルがあるように、
旅について書き記すことは、自分自身の経験の記録だけでなく、
同じ行程を辿ってはいない人も疑似体験ができたり、
広い世界へ踏み込んだような感覚が身に付いたり、
読んだ人をあらたな旅へ誘う効果があります。
けれども、今回の課題は、「旅の記録」ではなくて、
「旅に出る理由」だったことから、
ひとりひとりの「決意」のようなものが記されていたことが、
とても印象的でした。


「マメノキ」さんも書かれていたように、ただ観光するだけではなく、
旅の中に決意や、特別な思いを見出すことができる感性や力を、
この「文筆部」に参加してくださっているみなさんは持たれているのですね。
「旅は終わるから楽しいんだよ。 求めているものに出会ったら、 何かを得たと思ったら、 いつもの場所に帰っておいで。 そうしてまた新しい、いつも、を始めよう。」
旅は、日常とは違っている。
旅を楽しんだり、特別ななにかを見出すことができた人は、
きっと、日々の暮しも大切にできるはずです。



>あおいさま「乙女は創り出すために」にあった、
「新しいことを感じて、表現するのは楽しい。
 表現するために、 もっともっと旅をしよう!」


>myさま「旅に出る理由」
「時間とともに、いろいろなものが変化していくから、 同じように見えて、同じじゃない。
 だから、私の旅に終わりはない。」


>どらみさま「秘薬」
「自分の生活を好きになる一番の秘薬なのである。」



特別、旨に刻まれた言葉です。
「理由」とはきっかけで、
けれども実際に旅にでてみたとき、
そのきっかけさえ小さく思えるほど、
広く大きな景色や人や出来事に出会えるかもしれません。
文筆を通して、旅のきっかけを確認したみなさん。
今度はぜひ、実際に旅にでてどうだったかも、
書いてみてください。


私は3月29日に、『お菓子の旅』という新しい本を出します。
春の松江、夏の京都、秋の松本、冬の金沢へ、
お菓子を探す旅にでかけた記録です。
お菓子を通して、日本の歴史や、季節の趣を知ることができる。
それが、私がお菓子の旅に出た一番の理由でした。


2月ももう、終わりです。
3月は少し、今までと趣向を変えた課題を用意していますので、
ぜひ挑戦してみてください!




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