「何の心が残ろぞと」
(神奈川県 マメノキさま)
東京創元社 創元推理文庫 『凍える島』近藤史恵 著
ISBN:9784488427016
『あなたはこれほど、誰かを愛せますか』
以前勤めていた書店で、担当者に頼み込んで、この本を平積みさせてもらった。
本に添えたポップに書いたのがこれだ。
読了後すぐ出てきた文句ではない。しばらく本の事と登場人物の事を考えて、考えて選んだ。
この本を閉じるとき浮かぶのは、ふと思いつく簡単な感想ではない。
自分が最も愛した人の面影だ。
そして思う。自分はどれだけ相手を想っていただろうかと。
本屋が分類するならば「推理小説」の棚に置くだろう。
しかし、これは紛う方なき「恋愛小説」であると私は考える。
登場する彼らは彼らなりに、お互いの半身を愛していた。
千差万別、自分の想い、自分のやり方を貫き通した彼らを、私の内のひとかけらが、眩しく思っている。
それは、直視をすれば目を焼く太陽みたいな強さで、しかしどこか焦がれずにはいられない。
元本屋ですと言うと、大抵オススメの本は?とやられる。
そういう時、この本は出さない。そんな勿体無い事はしない。
この本は試金石なのだ。この本が好きだと言う人とは、たぶん気が合う。
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<文筆部活動/第11回目>
課題:「マイブックレビュー」
締め切り:5月23日(日)
総評日:5月27日(木)
投稿はこちらから>>(https://www1.f-sips.com/enq/html/otome_index.cfm)
投稿フォームの“課題”のところに「マイブックレビュー」と記してくださいね!
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※この課題、ひとつルールをお守りください。
文章を引用される際には、
引用箇所を「」内に明記し、書籍名と著者名も必ず記してください。
例)
「とびきりおしゃれをきめこんで、
フランス映画の女優きどりで、ホームパーティー。
おいしいものを持ちよって、ゆるりな週末ピクニック。
誰かの家にお泊まりするときは、パジャマトークの会。
なりきりごっこで過ごしたり、空想トークでときめいたり。
同じとき、同じ場所で、お揃いのもの身につけて、
つながっていられるのって、部活動みたいでなんだか楽しい」
~『minnk学園文筆部日記』甲斐みのり(フェリシモ出版)より~
というふうに。
著作権の侵害がないように、どうぞよろしくお願いします。
(アップする際、多少手を入れさせていただくことがあるかもしれません)
書くことも楽しいけれど、読むことも楽しい。
そんな気持ちが伝わる、
あなたらしいブックレビューをお待ちしています!
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